ムーブメントの種類と特徴 [腕時計]
腕時計に搭載されるムーブメントは大きく4つに分類されます。
手巻き
自動巻き
クオーツ
電波式
それぞれの特徴を簡単に解説します。
手巻き
シンプルな構造で軽量、薄型であるが、マメにゼンマイを巻き上げる必要があり、利便性に劣る。
自動巻き
内部のローターが自動的にゼンマイを巻き上げるので利便性に長けるが、部品が高く、また大型で重量もある。
電池式クオーツ
機械式に比べ精度が高い。電池駆動により簡便性に優れるが機械式のような緻密さがなく味わいや趣きに劣る。
電波式クオーツ
超高精度。誤差修正を自動で行うこと。
腕時計は使う人によって実用性や趣味嗜好が違うから、どれが良いとは一概には言えませんね。
自分の用途や好みに合う時計を探してみるのが一番です。
時計が動く基本原理 [腕時計]
機械式時計の基本原理について簡単に説明します。
機械式時計のムーブメントは主に香箱車、二番車、三番車、四番車、テンプ、アンクル、ガンギ車から構成されています。
香箱車から四番車までを輪列機構部といい、テンプからガンギ車までを調速・脱進機構部といいます。
香箱車にゼンマイが収納されており、巻き上げられたゼンマイがほどける際に生じる回転エネルギーをテンプなど調速・脱進機構部でスピード調整しながら、60分や60秒で回転する歯車類へ順番に伝えることで時間を表示することができます。
従って各部品の加工・調整精度が低ければ誤差が生じることになります。
ちなみに1000分の1の誤差は1日あたり約86秒のズレを生じさせます。
結果としてこの手間や技術が時計の価格に反映されることになります。
機械式時計のムーブメントは主に香箱車、二番車、三番車、四番車、テンプ、アンクル、ガンギ車から構成されています。
香箱車から四番車までを輪列機構部といい、テンプからガンギ車までを調速・脱進機構部といいます。
香箱車にゼンマイが収納されており、巻き上げられたゼンマイがほどける際に生じる回転エネルギーをテンプなど調速・脱進機構部でスピード調整しながら、60分や60秒で回転する歯車類へ順番に伝えることで時間を表示することができます。
従って各部品の加工・調整精度が低ければ誤差が生じることになります。
ちなみに1000分の1の誤差は1日あたり約86秒のズレを生じさせます。
結果としてこの手間や技術が時計の価格に反映されることになります。